変化の速度が飛躍的に速くなっている
いつの時代でも、新しいテクノロジーの登場はそれまでの産業構造を一変させます。でも、産業革命から後でも、新しいテクノロジーの出現から産業構造の全面的な改造までのあいだには、ある程度のタイムラグがありました。
電気の登場からその商業的利用までには46年かかりました。電話は発明されてから35年、ラジオは31年、テレビは26年かかりました。
でも、このタイムラグはどんどん短縮されています。パソコンは16年、携帯電話は13年、インターネットは7年、フェイスブックは3年、iPhoneは2.5年でマス利用に供されました。
これから後、このタイムラグはさらに短縮してゆくと予測されています。
変化の速度が飛躍的に速くなって来ています。
2000:IT革命
2001:iPod誕生
2007:iPhoneのローンチ
2010:iPad誕生
2014:Apple Watchリリース
上記は、Appleの例をあげましたが、次はAutoPilot(自動運転)でしょう。
自動車とフルサイズのソフトウェアが融合することになり、サモン機能が実用化され、UberやTeslaが提唱しているライドシェアー文化が定着します。
もちろん、AIもどんどんスマートになっていきます。AIのシンギュラリティーが2045年に到来するという予測がありますが、それより速くなるかもしれないし、いつ、どんな形で変化が訪れるかもわかりません。
日本の教育は変化に全くついてこれていません。
変化の時代に気づいた人が、気づいたこと、考えたことを発信していくしかないと思います。そうして、今まで常識とされてきたものをアップデートし、カルチャーフィットするように、マインドセットを更新していけば良いのでしょう。