これからの時代を生きていくのに必要な力とは #内田樹
内田樹先生の思想の中によく登場する「胆力」という言葉があります。
この「胆力」というワードを調べていたら、思いがけず、「~~力」
という言葉に対しての内田先生の考え方に出会いました。
高校生へひとこと(内田樹の研究室) https://t.co/fnTC08rUDQ→内田先生がよくおっしゃっている「胆力」のお話 #内田樹
— liberal actor (@i_Gramstar) 2019年4月2日
言葉の力 - 内田樹の研究室 https://t.co/syqUCwga8R
— liberal actor (@i_Gramstar) 2019年4月2日
ー人間的な意味での「力」は、何を達成したか、どのような成果を上げたか、
どのような利益をもたらしたかというような実定的基準によって考量すべきもの
ではない。力とは外形的数値的に表示できるものではなく、ほんらいは内在的・
潜勢的な資質であろう
ー”言葉の力 2010-05-14”より
ー 胆力というのは、「驚かされないこと」です。危機に臨んで肝をつぶして、
白目を剥いて、腰を抜かさないことです。
ー”高校生へひとこと 2018-07-31”より
ー「学ぶ力」とは「自分の無知や非力を自覚できること」、
「自分が学ぶべきことは何かを先駆的に知ること」、
「自分を教え導くはずの人(メンター)を探り当てることができること」
といった一連の能力
「言葉の力」とは、私たちが現にそれを用いて自分の思考や感情を述べているとき
の言葉の不正確さ、不適切さを悲しむ能力のことを言うのである。
言葉がつねに過剰であるか不足であるかして、どうしても「自分が言いたいこと」
に届かないことに苦しむ能力を言うのである。
ー”言葉の力 2010-05-14”より
現代はKPIで事態を判断する事が多いですが、数値で表現できるものばかりではありません。目に見えない、形而下できないが、重要なものがあることを忘れたくはない。
#内田樹