NETFLIXのCEO、リード・ヘイスティングスのインタビュー
TEDにNETFLIXのCEO、リード・ヘイスティングスとクリス・アンダーソンとのトークイベントが収録されていた。
リード・ヘイスティングスさんは、日本では、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツほど有名ではないかもしれませんが、アメリカを代表する起業家の一人です。
・NETFLIXは当初、オンラインのDVDレンタルの会社だった(日本でいうぽすれんのようなサービス)
・ビンジ・ビューイングの文化を作った
→ドラマの一気見のこと。従来のテレビだと1話ごとの配信だが、ネット上にエピソードを一気にアップロードすることをテスト、ユーザーがその作品に熱中することを突き止め、後にこの戦略を採用した
・シリコンバレーの企業の中でも特に有名な、カルチャーデックを作った
・有料会員登録者(=サブスクライバー)が100万人や1億人突破などの節目は、デニーズでステーキを食べてお祝い
デニーズでステーキを食べてお祝いの件を考えると、Amazonのジェフ・ベゾスのように決して驕らず、どこか達観した感性の持ち主なのかなと思います。
Netflixのカルチャーは、あまりに有名ですね。シリコンバレーの企業は、コーポレート・カルチャーの醸成に力を入れている企業が多いですが、その中でもとても優れたカルチャーだと思います。
Feedback、Dream Team、Diversity、Inclusion、Judgementなどは有名ですね。
シリコンバレーがここまで成長できたのは、テクノロジーやソフトウェア・プラットフォームだけでなく、人間を優先し、リベラルアーツや哲学、独自のカルチャーを発展さ
せてきたからこそです。